準住居地域の特徴とは?

query_builder 2023/10/01
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「準住居地域」という言葉を、耳にしたことはありませんか?
聞き慣れない単語ですが、土地探しや新築を検討される方にとっては知っておきたい言葉のひとつです。
そこで今回は、準住居地域について解説していきます。
▼準住居地域とは?
準住居地域とは、道路沿いにある施設や景観に調和した住宅環境を守る地域を指します。
具体的には、高速道路や国道といった幹線道路エリアに指定されるケースがほとんどです。
▼準住居地域の特徴
■建てられる建物や用途の制限
学校・図書館・病院・商業施設・飲食店などの建築は可能ですが、床面積が1,000平米以下の制限があります。
地域の特性にそぐわない建物や危険性のある工場は、建築できません。
■日陰規制が緩やか
一般的な住居地域の日陰規制は、7メートルです。
一方で準住居地域は、公共施設の建築も認められていることから日陰制限が10メートルに設定されています。
準住居地域では、近隣に高い建物が立つ可能性もあり住宅が日陰になることもあるでしょう。
■利便性が高い
商業施設や公共施設の建築が可能なため、利便性の高さが特徴です。
買い物や病院を近場で済ませたい方にとっては、大きなメリットとなるでしょう。
■交通量が多い
幹線道路沿いのエリアになるため、交通量は多いです。
そのため、近隣の住宅では騒音が気になるケースもありますので注意しましょう。
▼まとめ
準住居地域は、地域の特性や景観に調和した住宅環境を守る地域です。
建てられる建物や用途に制限もありますが、日陰規制が緩やかで公共施設も建築できるため、利便性が高いエリアと言えます。
しかし、一般的な住居地域に比べて車の交通量が多いという特徴がありますので、交通量の程度は事前に確認しましょう。
牛久市にある『PALコンサルティング株式会社』では、多種多様な要望に応じて柔軟なサービスを提供しております。
プロによるアドバイスやサポートが必要になった際は、気兼ねなくお問い合わせください。

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