相続した家を解体する時の注意点

query_builder 2023/12/01
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昨今の日本では、相続された空き家の解体を希望するケースが増えています。
その際に、考えるのは税金やその手続きですね。
この記事では、相続した家を解体する時の注意点を解説します。
▼相続した家を解体する時の注意点
■固定資産税の確認
家が建っている土地は、固定資産税が最大1/6になる優遇措置が取られています。
下記にあてはまると「特定空家」に認定され、固定資産税の減額措置の適用対象です。
・保安上危険となる恐れのある状態
・衛生上有害となる恐れのある状態
・景観を損なっている状態
・周辺の生活環境の保全が損なわれる状態
■解体の有無での売買価格
「解体したほうが売却しやすそう」と、考える方が多いようです。
しかし、古い家がある状態でも「古家付きの土地」として販売できる場合があります。
解体費用と売買価格を合わせて考えるとそのまま売却した方がプラスになるケースもあるので、事前に調べましょう。
■相続人間でのトラブル
登記簿の名義人が亡くなっていて、遺言書がない場合は相続人全員の共有財産です。
解体前に相続人全員の承諾を得ておかなければ、解体することを知らなかった相続人との間で問題が発生するかもしれません。
相続人全員で行う「遺産分割協議」で、相続財産の分け方を決める話し合いをすることが大切です。
▼まとめ
相続した不動産の扱いにはさまざまな法律や税制があるため、注意する点が多数存在します。
固定資産税や売買価格の確認は事前に確認することで、スムーズな対応が可能です。
『PALコンサルティング株式会社』では、地域のネットワークと豊富な知識を活かした不動産サポートを行っております。
専門的なノウハウを活かし、スピーディな対応を実現します。

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