宅地と農地の違いとは?

query_builder 2024/02/01
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売却を検討している土地の地目を、ご存じでしょうか。
土地と言ってもさまざまな種類があり、その土地の使い道によって分類されています。
そこで今回は宅地と農地の違いをご説明しますので、売却時に参考にしてみてください。
▼宅地と農地の違い
■地目
宅地と農地は、土地の用途により分類した23種類の地目の一つです。
宅地とは建物が立っている土地、もしくは建物の敷地のために使用される土地を指します。
もっとも基本的な地目になり家や店舗・工場など、日常生活で目にする土地は宅地に分類されます。
農地は、耕作を目的とした土地を指します。
地目で用水を利用しないで工作する土地とされる、田や畑が農地です。
■売却方法
宅地は売却したいと思ったら基本的な手続きをすれば可能ですが、農地は農地法があるため簡単には売却ができません。
農地法で農業委員会に許可を受けた農家、または農業従事者に限定されています。
しかし土地を転用すれば上記以外の方でも、購入が可能です。
転用を行う際は、農業委員会に転用許可申請が必要になるので注意しましょう。
■税金
宅地と農地では固定資産税の扱いも異なり、農地にかかる税金は宅地より低くなる傾向です。
一般的に土地はその土地から生み出される収益によって決定され、いくらくらいの価値があるかで評価されます。
人が集まる利益に比べて農地の評価が低いため、土地に必要な税金も下がるでしょう。
▼まとめ
宅地と農地では土地の用途により分類した地目の種類や、売却方法・固定資産税の金額にもに違いがあります。
事前にご自身の土地の地目や違いがわかっていると売却時に役立つので、確認しておきましょう。
『PALコンサルティング株式会社』は戸建て住宅のみならずアパートなど、多種多様な不動産売却に対応しております。
売却を検討している土地がありましたら、お気軽にご相談ください。


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